受験生当時を振り返ってみようかと思います。
初めての税理士 ~自惚れ期間~
私は、大学3年生の夏のインターンシップ制度により、会計事務所に2日間派遣という形で業務に携わりました。
そもそもなんで同制度に応募をしたきっかけは、当時天狗になっていたからだと思います。
私は大学2年のときに、日商簿記検定2級を独学で、しかも高得点で合格しました。(記憶があやふやですが1問落としてしまった程度だったと思います。)
このことで気をよくした私は、会計の天才だと勘違いをしてしまい、同制度に応募をしてしまいました。
人生の全ての間違いはここの自惚れ期間だと思っているので、タイムマシーンができたら殴ってでも止めに行きます。
派遣先は横浜の税理士法人。
業務内容を評価され、バイトとしてオファーを受け、その後、正社員登用までしてもらい、お世話になる税理士法人なのであった…。
初めての税理士試験 ~受験動機まで~
当時の私は、就職活動というものを見下している節がありました。そもそも知らない人と話すのが嫌いで、たかが数回会うことになる面接官に人生を左右されるのも馬鹿らしいと思っていました。
なので就職活動をしないのであればそちらの方が得だと判断し、バイト→正社員採用を目指し、オファーを受けることとしました。
当時の”税理士の印象”ですが、
「天才の中の天才が鎬を削って合格を勝ち取る、選ばれしものがなれるスーパーエリート」
と漠然と思っていました。
そんな想像上の生き物に自分がなれるわけはないと思っており、最初は税理士試験を受けるつもりは全くありませんでした。
ただ業務に触れあっていく中で、「この業界にいるのであれば、資格を持っていた方が有利に働く」と考え税理士試験受験を決意するのでした。
※再確認ですが、この時期はまだ天狗期間継続中です。
ここで専門学校を調べるのが普通のルートなんでしょうが、次の理由からこのルートは断絶。
① 大学生の身分では料金が高額であること。
② 天才だから独学で十分であろうという自惚れ。
初めての税理士試験 ~結果~
H25年 大学4年生の夏、自称天才は会計科目を2科目を受験しました。
会場は五反田だったかと思います。
結果は皆様の予想通り 敗北 の2文字。
自称天才は自己分析を行います。
「時間が圧倒的に足りなかった。1年勉強すれば独学でも合格できるだろう。」
身の程知らずもいいところである。この自惚れで3年は損をするのである。
ここから税理士登録までのロングランがスタートしたのであった…。
税理士を志す若者へ
先輩からのアドバイスは2つ
① 独学は無謀、親に頭を下げて専門学校へ!試験は凡人でも受かる。
② 絶対に大学院への進学は検討に入れろ。
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